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思いやる心②

昨年11月に、奇しくも日本映画界の大スター、高倉健さんと菅原文太さんが相次いで逝かれた。
高倉健さんについては先月号でご紹介したが、今回は菅原文太さんについてご紹介したい。
菅原文太さんは、津波で大きな被害を受けた宮城県の出身である。そのため、被災地や被災された方々への思いは、いっそう強かったに違いありません。
当時、菅原文太さんは山田洋次監督の映画に出る予定でした。しかし、撮影が始まる直前に東日本大震災が起こって、撮影は一時延期されることになりました。
その後、撮影は始まりますが、菅原さんは出演を辞退しました。「どういうテーマであれ、映画を撮っている場合ではない」と思ったからだそうです。そして、その年のうちに、役者生活にピリオドを打つことを明らかにしました。
それと同時に、「脱原発」をはじめ、社会的な問題に積極的に関わるようにかりました。
放射能汚染水の処理の目途すら立っていないのに、何事もなかったかのように、着々と原発が再稼動されようとしていることに、菅原さんは「ちょっと待ってほしい」と声を上げたのでした。
正に、被災された方々や安全な環境の中で生活したいと願う方々を思いやる菅原らしい行動でした。

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2015年05月31日 08:45に投稿されたエントリーのページです。

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