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2015年05月 アーカイブ

2015年05月01日

思いやる心

思いやる心
昨年11月に、日本映画界の大スター高倉健さんが亡くなった。
健さんは、遺作となった映画・『あなたへ』・の台本に、いつも一枚の写真を貼り付けて撮影に挑んでいた。
それは、新聞から切り抜いた東日本大震災の被災地気仙沼の写真で、そこにはガレキの中を唇を噛みしめて水を運ぶ一人の少年が写っていたという。
それを知った少年は健さんに手紙を出した。すると健さんから「常に被災地を忘れてはいけないと心に刻んで、写真を見ながら毎日撮影に挑んでいました」と返事がきたという。
そして、「遠くからですが、あなたの成長を見守っています。負けないで」結んであったという。人を思いやる心を大切にする健さんらしいエピソードである。

2015年05月31日

思いやる心②

昨年11月に、奇しくも日本映画界の大スター、高倉健さんと菅原文太さんが相次いで逝かれた。
高倉健さんについては先月号でご紹介したが、今回は菅原文太さんについてご紹介したい。
菅原文太さんは、津波で大きな被害を受けた宮城県の出身である。そのため、被災地や被災された方々への思いは、いっそう強かったに違いありません。
当時、菅原文太さんは山田洋次監督の映画に出る予定でした。しかし、撮影が始まる直前に東日本大震災が起こって、撮影は一時延期されることになりました。
その後、撮影は始まりますが、菅原さんは出演を辞退しました。「どういうテーマであれ、映画を撮っている場合ではない」と思ったからだそうです。そして、その年のうちに、役者生活にピリオドを打つことを明らかにしました。
それと同時に、「脱原発」をはじめ、社会的な問題に積極的に関わるようにかりました。
放射能汚染水の処理の目途すら立っていないのに、何事もなかったかのように、着々と原発が再稼動されようとしていることに、菅原さんは「ちょっと待ってほしい」と声を上げたのでした。
正に、被災された方々や安全な環境の中で生活したいと願う方々を思いやる菅原らしい行動でした。

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