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「集団的自衛権の行使」と「憲法解釈の変更」について

昨日、「憲法9条の解釈の変更」と「集団的自衛権の行使」について、与党(自民党と公明党)が合意し、これを受けて、夕方に政府が閣議決定をした。
大学で法律を学び、一時期法律家を目指していた一人として、政府が「憲法改正の手続き」ではなく「憲法解釈の変更」を選択した事には大いに違和感があるところだが、最近の近隣諸国の情勢や憲法改正の高いハードルを考えた時、政府として『国と国民を守るため、止むを得ない判断であった』と言うことができよう。
それにしても、この度の与党間の協議の様子を新聞やテレビで見ていて、各与党内部の議論は(禁句令が敷かれていた為か)あまり表には出て来なかった。しかし、相当厳しいものであった事は想像に難くない。特に「平和の党」を自称し、これまで集団的自衛権の行使に否定的であった公明党内での議論は想像を絶するものであったことだろう。
 「反対なら党(会派)を辞めればよい」という人がいるかも知れないが、そんな簡単なものはない。政治の中では「一人では何もできない」のが現実である。だから、十分議論した上で、最終的には多数決で党(会派)の意思を決定する。そして、決定したことには従う。これが「議会性民主主義」の大原則である。
 今後、「集団的自衛権の行使」に向けた法整備の動きが開始される。国民を二度と戦争の惨禍に巻き込むことがないよう、改めて「憲法9条」の精神を確認し合いたい。

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2014年07月02日 09:19に投稿されたエントリーのページです。

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