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これで良いのか、菅首相の平和感覚?

今日8月15日は65回目の終戦記念日である。多くの国民が改めて平和を願い、戦争の愚かさを心新たにしたことであろう。
それにしても、8月6日の広島原爆の日と9日の長崎原爆の日以来ずっと私の胸につかえているものがある。それは菅直人首相が8月6日と9日に語った「核の抑止力は必要だ」という発言である。
日本は世界で唯一の戦争被爆国である。そして、これまで日本は全世界に向けて「核兵器廃絶」の願いを発信し続けてきた。昨年4月のオバマ大統領のプラハ演説を契機に、ようやく世界は核軍縮・不拡散に向けて重い一歩を踏み出そうとしている。
そんな時期に、当の被爆国・日本の首相が「核抑止力は、わが国にとって引き続き必要だ」と語ったことは多くの国民の願いを踏みにじるものであり、私には到底理解できない。
おそらく菅首相は「今の日本の現実は、アメリカの核の傘に守られている」とアメリカを意識しての発言かも知れないが、それにしても広島・長崎の原爆の日に発言すべき言葉だろうか。
私は、これまで国民目線に立った政治家・菅直人を大いに評価してきた。だが今回の発言で「菅直人といえども国民目線では現実の政治はやって行けない」ということだろうか。では、昨年8月の「政権交代」に期待した国民に願いは、どこへ行ってしまったのだろうか。

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2010年08月15日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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