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「気」とは何?

風邪の季節がやってきた。と言っても、昨年の夏から新型インフルエンザの大流行があり、今さらあまり驚くこともない。昔から「病は気から」と言われる。気の持ち方しだいで病気になると言う諺である。
では、「気」とは何か。正直言って、これまであまり真剣に考えたことはなかった。
天気、空気、元気、気が合う(合わない)、気がおける(おけない)、気がいい(悪い)、気に入る(入らない)、気を良くする(悪くする)、気がつく(つかない)、気を配る、気が重い(軽い)、気が大きい(小さい)、気が長い(短い)、気がかり、気が滅入る、気が晴れる、気が咎める、気がある(ない)、気が抜ける、移り気、気兼ね、気を取られる・・・・などなど、「気」のつく言葉は実に多い。
もともと「気」とは、中国の古い哲学用語で、万物を形づくり、そこに生命や活力を与えるものを指していた。天は軽い気によって、地は重い気によって形成され、季節のめぐりは陰と陽の気の移り変わりであり、雲は山や川から立ち上る気だとされていたらしい。
人体にもこの気は流れており、その道筋が経絡(すじと脈管)だという。「病は気から」という言葉は、本来は「気の不調から病になる」という意味だったらしい。
中国の太極拳やインドのヨーガ、仏教の座禅、気孔など、みな深い腹式呼吸法を伴う。気を体内に深く沈め、大自然の活力を取り込むためと言われる。気は宇宙エネルギーそのものと考えられているらしい。

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2010年01月15日 10:45に投稿されたエントリーのページです。

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