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三浦綾子と感謝夫人

作家の三浦綾子さんのエッセイ『忘れえぬ言葉』に「感謝夫人」の一章があります。
「ありがたいですね~神様に感謝ですね~」が口癖の感謝夫人。
北海道の旭川で季節はずれの長雨が20日間も続き、誰もが困り果てていたとき、「なんと長い雨ですこと、困ったものですわね」と問いかけると、感謝夫人はやはり
「長い雨で感謝だと思っています。こんなに長くつづく雨が、もし一度にどっと降ったら、たちまち洪水になって、家も畑も、みんな押し流されてしまいますよね。神さまはその大雨を長い日数に分けて、こうして毎日少しずつ降らせて下さっているのですよね。神さまに感謝ですよね」と答えたそうです。
その話しを受けて三浦綾子さんは
「私は脊髄カリエスで10数年悩んで苦しんできた。神様は限りない優しさを持ってこの痛みを10数年に分けて与えて下さったのだ。ありがたいことだ。もし症状が一度に悪化すれば、耐え切れるものではない。本当に神様に感謝だ。確かに長い病気ではあったが、父母がいて兄弟がいた。友人たちがいた。目も見え、耳も聞こえ、口も利け、手足も動く。感謝すべきことはたくさんあった」とその一編を締めくくっているそうです。
私も、できれば毎日「ありがとう」「感謝します」と言葉が自然と出てくるような人間になりたいものである。

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2009年12月27日 07:06に投稿されたエントリーのページです。

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