先日、コンビニへ買い物に行くとレジの横に「ゆで卵」が置いてあり、急に懐かしくなり、久しぶりに買って食べた。そして、ふと昔を思い出していた。
小さい頃、卵は貴重品だった。それでも母親は運動会や遠足には、いつも卵を買ってきてゆでて弁当と一緒に持たせてくれた。嬉しかった。
私は「ゆで卵」を食べる時は、いつも、まず黄身を取り出してお皿の上に置いて、白身から先に食べ、後でゆっくり黄身を食べるのが癖だった。それを見て、いつも兄は「黄身が嫌いだったら、俺が食べてやろうか」と僕をからかった。
あれからもう何年経ったろうか。美味しいものは後で食べる癖は孫にも遺伝しているようだ。孫も、お皿に盛られた嫌いな野菜を先に食べて、後で嬉しそうに大好きなお肉を頬張っている。