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2008年11月 アーカイブ

2008年11月30日

一つの言葉

一つの言葉でけんかして  一つの言葉で仲直り
一つの言葉で頭が下がり  一つの言葉で心が痛む
一つの言葉で楽しく笑い  一つの言葉で泣かされる
一つの言葉はそれぞれに  一つの心をもっている
きれいな言葉はきれいな心  優しい言葉は優しい心
一つの言葉を大切に  一つの言葉を美しく

この詩の作者は誰なのかは、はっきりしません。北原白秋だと言う人もいるようですが、白秋には同じタイトルの別の詩があるので、どうやら違うようです。映画「男はつらいよ」の中での寅さんのセリフや葛飾柴又のお店のセットにも登場していようです。また、映画評論家・淀川長治さんの「好きな言葉」にも出ていますし、宗教家・伊奈教雄さんの「風の声・竹の声」の中にも出てくるようです。いずれにしても、心を優しく包んでくれるような良い詩です。
最近若者たちの中で「ウザイ(うっとうしい)」「キモイ(気持ち悪い)」などの言葉がよく使われているようですが、どんな心で言葉を発し、相手はどんな心で言葉を受け止めるか・・・。そんな若者たちに是非この詩を聞かせてやりたいものです。
そして、私たち自身も「一つの言葉には、それぞれ一つの心がある」ことを心に銘じて、一つひとつの言葉を大切にしたいものです。

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